注文住宅で失敗しやすいこと

注文住宅で失敗し易い点は、部屋の広さや音の伝わり方、コンセント数がいざ住んでみたら足りないなどがあげられています。その中で一番多いのが間取りにおいて、収納のつくりかたです。収納の量や広さだけを考えて作ってしまうと、物が入らなかったり、出し入れがし難いなどの失敗が出て来ます。注文住宅である分、思い通りの間取りが可能であるはずですが、収納内部の作りやどこにつくるかも重要な条件となります。

例えば注文住宅でロフトにすべて大きな物を仕舞うようにすると、階段またははしごを上がって運ばなければならず、高齢になったときは大変です。収納を考える場合、物の出し入れがし易さや使う場面と頻度、仕舞っておく時期を考慮して配置します。そして設計段階で、図面に収納スペースの坪数だけでなく幅や奥行き・長さを書いておくと、使うときの想像か付き易くなります。それから収納したい物のサイズとスペースの幅や奥行き・高さが合うかどうかも確認します。

使う時期などを考慮すれば、出し入れに近いことや動線がスムーズに行えるようにしたいもの。また収納の扉が開き戸か引き戸・折れ戸などの種類によっても、使い勝手は違ってきます。さらに重要となるのは、仕舞った物の場所を家族みんなが知っている必要も出て来ます。注文住宅で収納を考える場合、床面積ではなく出し入れするための面で、いわゆる壁面積で配分するようにします。

リビングの収納は7平米あると子供がいる家庭でも充分であるとされます。

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