注文住宅を依頼する方法としては、大きく3つの方法があり、それぞれに特徴があるために自分に合った方法を選ぶ必要があります。まず、工務店があります。工務店は地域に密着している業者も数多く、その土地の特徴をよく把握し、また、アフターメンテナンスなどの小回りが利くなどの特徴があります。コストに関しても相談しやすい面があり、自由度が高い反面、業者によっては技術に差がある場合があります。
次にハウスメーカーがあります。ハウスメーカーは大手から地方のみでの展開をしている場合など、その規模にも様々なものがありますが、特徴として核となるモデルを掲げていることも多く、モデルハウスなどで事前にその内容を知ることができる特徴があります。施工に関しての品質が一定であることやイメージが掴みやすいこと、また工程管理がしっかりしているなどのメリットがある反面、変更などに関してはフレキシブルに対応できないことがあります。そして、3つめとしては設計事務所への委託があります。
ここでは設計に特化した設計士が担当をして対応をしますが、デザイン性の高い注文住宅が期待できるとともに、設計管理や工程管理がしっかりと行われ、実施設計に至るまでにきめの細かな打合せが行われます。その反面、相性が悪い場合などにはプランがまとまりにくくなることや高額な設計料が発生してしまうというデメリットもあります。注文住宅を依頼する場合には、これらの方法の特徴とメリット、デメリットをよく考え、どのタイプが自分に合っているのかを見極めたうえでの依頼が大切なことになります。
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