憧れのマイホームをいよいよ手に入れたいと思っている人の中には、住宅展示場やオープンハウス、住宅メーカーの説明会などに出かけて、いろいろな家を見ている人が多いのですが、実際に見て歩くと、注文住宅が一番高くて次に建売新築、中古住宅の順に購入しやすい、というイメージが固まってしまう場合があります。異なる場所の異なる家を、同じ条件で見比べることは、難しいのですが、大切なことは、自分の手が届く範囲の価格で、暮らしやすくお気に入りの住宅を購入することなので、先入観を捨てて、建売と注文住宅のメリットなどを比べることが大切です。建売住宅の良さは、面倒な設計などをしなくても、誰もが暮らしやすい家を提供していることです。住宅街など同じような家が並んでいるところは、建売住宅が多く、一気に家づくりを進めるため、設計にかかる時間や手間がかからず、工期も短めなので、気に入って購入することができれば、早く引越しすることができるところがメリットです。
また、同じような家をたくさん建てる場合、建材や設備を一括仕入れすることができるため、リーズナブルな価格で提供していることもあります。しかし、建売住宅は、誰もが暮らしやすい家なので、自分が暮らしやすいかどうかは分かりません。2人暮らしなのに、4人暮らしに合わせた家だったり、子供が大きくなっているのに、小さな子供を育てやすい家だったりすることがあります。注文住宅のメリットは、不要な部屋や造作、設備を省いて、コストダウンをしたり、自分のこだわりにはお金をかけたりすることができる部分で、費用を抑えながら、好みの家を建てることもできるところです。
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