注文住宅のメリットとデメリットの表裏性

どのようなことでも表と裏がありますが、それは注文住宅を建築する時にも同じことが言えます。例えば、メリットを追求するとその裏でほかの部分にデメリットが生じるのです。例えば、注文住宅を建築する時に一部屋を広くしようと考えている人は多いと思います。特に過去に狭い家に住んでいたとか、賃貸住宅に住んでいた人などはその傾向があるようです。

部屋を広くするメリットは開放感を感じることや子供が遊ぶ時に広々としていて遊びやすいこと、あるいは人によっては物をたくさん置くことができるからという理由もあるかもしれません。ですが、その反面、冷暖房が効きにくいという問題点も忘れてはいけません。部屋を広くする場合、今までなら6畳タイプのエアコンで間に合ったのが、18畳タイプのエアコンを取り付けなければならず、お金がかかってしまいます。ほかにも、例えば、今まで住んでいたところの収納が狭かった場合には、注文住宅を建てる際にはできるだけ収納を広くするように設計するかもしれません。

収納が広くなったことで物があふれずに済むでしょう。しかし、その分部屋の有効面積は狭くなります。このようにメリットを追求すると別の面でデメリットが生じてしまうことがあるのです。そうだとすれば、メリットは追求しない方がいいのではないかと考える人もいるかもしれません。

どうせメリットを追求してもデメリットも一緒になってついてくるのですから。しかし、優先順位を付けて設計するのであれば、多少のデメリットは許せるでしょう。

Filed under: 住宅関連, 注文住宅, 間取りTagged with:

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Comment *
Name *
Email *
Website